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フォードF-350 4×4ハイリフトは、田宮模型(現・タミヤ)より発売中の1/10スケールの電動ラジコンデュアルパーパス・モデル。発売は2006年。米国フォードのフルサイズピックアップモデルである「F-350 スーパーデューティ4WDシングルキャブ」に車高を上げる「リフトアップ」と呼ばれる改造を施した仕様をモデル化している。キット価格は45000円。 *1992年に登場したハイラックス4×4ハイリフト・マウンテンライダーが消滅して以来、田宮模型にはこのモデルのようなリアリティ志向のオフロードモデルが存在しなかった。そのような中にあって「フォードF-350 4×4ハイリフト」は実に10数年ぶりの後継車種としての登場であった。 *駆動系はハイラックス系とは一部異なり、モーターの位置が変速機の上部になっているが、それでも実車同様に変速機、センタートランスファーを介して前後アクスルへ分配する駆動方式となっている。また過負荷から駆動系を保護する「スリッパークラッチ」を標準装備している。 *当時のトヨタ ハイラックス4×4と比較するとABS樹脂を多用した構成で、防水構造のメカボックスなどは廃止されているが、「ハイラックス4×4」の5000g級から3100gへと大幅な軽量化を実現している。 *付属のリンケージロッドを追加することにより簡単に4WS(四輪操舵)に出来るほか、前後アクスルのディファレンシャル・ギアはスクリューピンにより、アクスル周辺を分解せずとも6角レンチ1本でデフロックが可能である。 ==メカニズム== *シャシ:スチール製サイドレール/ABS樹脂製クロスメンバー複合ラダーフレーム構造 *フロントサスペンション:ライブアクスル、半楕円リーフ・スプリング、フリクションダンパー搭載 *リヤサスペンション:ライブアクスル、半楕円リーフ・スプリング、フリクションダンパー搭載 *フロントタイヤ/ホイール:中空ラバー、ブロックパターン/1ピース一体成形ホイール *リアタイヤ/ホイール:中空ラバー、ブロックパターン/1ピース一体成形ホイール *駆動方式:フルタイム、シャフト駆動4WD *変速装置:常時噛合3段変速、セレクタースリーブ式 *モーター:付属マブチ製またはジョンソンの540タイプモーターを変速機上部に搭載 *デファレンシャルギア:前後とも3ベベルタイプ、デフロック選択式 *搭載バッテリー(別売り):田宮の7.2Vレーシングパックを横置きで積載 *ボディ:強化樹脂製セミモノコック構造 *乾燥重量(コントロール装置、バッテリー除外時):約2850g *アンテナ:ポリ製パイプ1本 *販売価格:45000円 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フォード F-350 ハイリフト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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